今巷で噂の相席屋に行ってみた 後編
時代は常に流れる。
『流行り』は常に変わり意識していかなければ置いていかれる。
昨日までブームだったエッグベネディクトはジャーサラダへと変貌を遂げたと思えばエッグスラットと変わる。
それほど流動的な世の中。
いかにアンテナを張っているのか、とても大切なことだと思う。
さて今回は相席屋の後編をお送りしたい。
まだ前編を読んでない方はコチラから。
このブログを読み終わる頃にはきっと貴方も相席屋へと綺麗に着飾り足を走らせることだろう 。
ご覧あれ。
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時間は深夜1時。
僕らはまた相席屋のエレベーターの中にいた。
相席屋のエレベーターの中にはしっかりと鏡がある。
上手いことできてるな。改めて思うこの作り。
これでエレベーターが開く頃には風にも雨にも邪魔されず一番素敵な髪型で迎えることができるのだ。
この鏡は何人ものドヤ顔を見てきたんだろう。
そう思うといろんな意味で胸が苦しくなった。
ちなみに注意して欲しいがこの時まだ僕らの前には20組も待ちがいた。
しかし電話が通じないという理由もあって特別に入れてくれた。
注)本当に稀なパターンらしい。
基本的に何事も初めては緊張するものだ。
この時の僕はピークを迎えていた。
まずシステムがわからない。どのような流れで始まり終わるのか…
しかし心配はいらない。
どのようにスタートしてどのように終わればいいのか。
この時に質問すれば問題はない。
多少の不安材料が解消される。
相席屋は基本的に相席時には飲み放題なのだが、あいにく相席出来なかった場合一品500円になるそうだ。
その時は仕方ない。男女比率の混み具合で変わるので注意しよう。
またドリンクは一杯目は店員さんが持って来てくれるのだがそれ以降はセルフになる。
こんな感じでサーバーから果実酒、日本酒から焼酎まで取り揃えている。
これで女性はこっそり中身を入れ替え
これ水だよー!と言いながら泡盛ロックで飲めるので安心して欲しい。
さて本題に戻ろう。
かなり満杯だ。
周りから笑い声が含まれた楽しそうな会話が飛び交う。
二人はワクワクしすぎて笑顔が溢れでる。
逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ。
僕は心の中で何度も呟いた。
もしも、もしも綾瀬はるかみたいな人がいたら何て言おう、。
この時自分のポジティブな考えにも嫌気がさす。
いよいよ席に通された。
そこには綾瀬はるかさんではないが素敵な女性が二人いた。
男一同「どーもー」
女性二人「はじめましてー」
なんとも重苦しく緊張感漂う空気で始まる会話だ。
しかし正直こうなることは分かっていた。
僕にとっては想定の範囲内だ。
ー40分前ー
僕らは居酒屋でミーティングしていた。
今回の相席屋はいかに盛り上げるのか、そこの手腕を教えてもらった。
僕らはラッキーなことに大分県出身の三人組だ。
これをうまく使えば笑いが取れるんだよ。
二人は言っていた。
つまりは方言で攻める、そうすれば出身地の話からあとはどんどん話を広げれる。何事もつかみが大事なんだよ。とー……
そんな話を思い出していた。
さあ、二人はどんな大分弁の会話から始めるのか。
男1「とりあえず自己紹介から。僕が◯◯で彼が◯◯。そして奥の彼が福士蒼汰だよ。」
ハメられた。
あれはあくまでもブログ内のネタだ。
そんな脈絡もないのにいきなりはじめまして福士蒼汰だよ。とか言ったらとんでも無いことになる。
状況は裏切ることはなく明らかに冷たい視線が刺さる。
男一同も何か発するのを待っている。
間違いなく作戦会議は無意味に終わっている。
マラソンで「今日は一緒に走ろうや」そう言いながらいつも僕をおいていった友達を思い出した。
仕方ない…
僕は重い口を開いた。
「違うよ、今日は斎藤工だよ。」
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それ以降の記憶はあまりない。
とりあえずお酒を飲んだ。
ビールがいつもより苦く感じるそんな一日。
しかしあれから奇跡的な盛り上がりを見せ約1時間半も滞在してしまった。
最後には
一瞬腕相撲が始まるのかと思うほど力強い握手はどれだけの盛り上がりを見せたかわかるだろう。
時間は3時前だったのでこの辺で出させてもらうことにした。
ちなみに女性はこの時点で無料だ。
僕らのお会計は1人4500円ほどだった。
結論
今回は相席屋に行ってみた。
正直そんなに期待はしていなかったし何より緊張したがとても楽しかった。
メリット
・女性は無料。時間は投資してほしい。
・繋がりがない分気を使わず楽しめる。
・嫌なら連絡先を交換などしなければいいしチェンジも一応できるそうだ。
・男性は多少お金はかかるが投資しよう。無償で手に入れられるほど甘くはない。
デメリット
・席は選べないので緊張感はある(ドキドキ感を楽しめ)
・なにより人気店。アプリがあるのでそれを取っておいて混雑情報が見れるので要チェックだ。
・フードはあまり期待できない。
以上だ。
前半でも述べたが時代は流れている。
そう今、出会いのカタチはこのように変わってきているんだなと感じた。
コンパで出会う人もいれば、SNSから出会う人もいる。
クラブや飲み屋での出会いもよく聞くしマッチングアプリなるもので出会うのも米国では合理的であり大人気で日本でも浸透してきているらしい。
そんなん行くのガッツいてて恥ずかしいわ
なんかそれで出会うとか微妙じゃない?
そう考える人もいるだろう。
僕はナンセンスだと思う。
今の日本はとても便利だ。
生活を豊かにするツールは沢山ある。
しかしそれをうまく活用できてない人もたくさんいる。
そのツールをいかにうまく使ってライフスタイルを豊かにすることが大切だ。
自分の思考力、決断力、行動力が大切だ。
やはりチャレンジしていかなければ何も変わらない。
早めに考えて決断して行動を、起こすことが大切なのではないだろうか?
もし出会いがないと嘆いている人がいれば是非相席屋に行ってみてほしい。
時代はそのような流れになってきているのかもしれないのだ。乗り遅れてはダメだ。
あくまでも出会いの一つのツールとして考えて気軽な感じで行けばいいだろう。
勇気を出したその一歩が少し楽しいライフスタイルへと変貌を遂げるだろう。
更に質問があればLiLoinveveにつっつん指名で来てくれれば熱くプレゼンして差し上げよう。
二部構成になったこのブログ。
このブログがきっかけで素敵な出会いがあれば嬉しい。
そして僕は相席屋の上層部から連絡があって宣伝部長に任命されることを夢見ている。
今後も流行りの場所へと突撃して皆様のヘアスタイルだけではなくライフスタイルも豊かにしていけたらなと思う。
余談だが先日アキネーターで僕を想像してやると
やはり福士蒼汰がでてきた。(嘘)
長文失礼した。
ありがとうございます。
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