僕が美容師になった理由。
唐突なんですけどね
僕って皆さんが思ってるより全然モテない。
んですよ。
僕だってこの27年間モテるために精力を尽くしてきたつもりではあるんですけどね、簡単に言うと【成果が出てない】んですよ。
いや、わかるよ、わかる。
『つっつんと言えば【綾野剛】や【福士蒼汰】になってたんだからそんなことないでしょ。』
なんて思っちゃいますよね、僕レベルのイケメンになると。
でもね、面と向かってそう言うこというとね
『調子のんな、殺すぞ。』
とか
『ほんまにやめて欲しい、謝って。』
とか
『苦笑』
とかなっちゃうんですよ、これまた。
『調子のんな、殺すぞ』なんてもはや最高レベル、小細工なしの悪口だし『謝って』て逆に表現の自由の侵害ですからね。もはや誰に謝るんだよって話。
そして【苦笑】に関してはなんか言ってくれないと居た堪れない空気になってしまうからね、ほんと。
『いやいやでもさ、私結構つっつんのことかっこいいと思うよ』
て言ってくれる人がもしいるなら少し古いけどインスタグラムでさ投稿してほしい。
こんな感じで。
もうね、
『あ、この人つっつんがタイプだな』
て一目でわかるから。
なんなら真ん中の部分だけ僕をタグ付けしていいからね、ほんと。
多分ジャスティンビーバー並みのいいね来るしね。
すこぶる僕の気分が良くなります。
……
というブログ書こうと思っていたらとうとう僕がスポットライトを浴びる日が来たんじゃないのか?と思うアナザーストーリーがありました。
嘘のようなほんとの話。
この暑さで少し熱い気持ちが煮えたぐりましたが最後までゆっくりご覧ください。
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とある日の午後。
プルルルルルル…
プルルルルルル…
LiLoinveveに電話が鳴り響いた。
カット中だった僕はお客様に一声かけると電話へと走った。
この日は次のご予約までが時間が空いておりもしかしたらまた【イケメンになりたい男子】からの突然のご予約電話かもしれない。
僕は胸に期待を込めて電話にでた。
堤『お電話ありがとうございます。LiLoinveve堤です。』
?『…あの…そちらにお伺いしたいんですが。』
電話の主は女性だった。
僕はこれにいささか違和感を感じた。
『あ、このパターン知ってる。』
と。
そう、ただいまご覧のつっつんブログの大ファンならお気付きだろうが何を隠そう前回のブログと同じような流れだ。
デジャヴでもなければ誰かに記憶を改竄されたわけではない。
『あれ見たことある、これ。え、なに怖い。』
と言う貴方のその気持ちは間違ってはいない。
この流れでいくと【甚だしき勘違い男】 が産まれてしまうストーリーが出来上がってしまう。
ただ僕はイケてる男であると同時に【出来る男】である。
過去の経験を反省し同じミスは繰り返さない。
そう、簡単にいうと構えたのである
堤『ご予約でしょうか?』
?『は、はい!あのぉ、、、つっつんですか?』
堤『は、はい。』
?『うわっ、本物。やばい。』
堤『え?』
?『(隣にいる人に言うように)やばいやばい、本人出たよ電話。ウケる。』
堤『あのぉ…』
?『あ、いや、すいません。ブログ見てまして大ファンなんで本人出てくれてびっくりしてます。』
僕は吹き出した。
苦節二十七年。
ようやく僕の魅力に世間が気付いたのかと。
女性は続けて言った。
?『し、静岡からわざわざ行かせたいもらいたいなと。』
自分で【わざわざ】を使うあたり少し狂気じみた何かを感じた。
?『2人なんですけど大丈夫ですか?』
堤『大丈夫です。ありがとうございます。』
?『いやー、つっつん真面目!では楽しみにしてます。』
堤『あ、はぁ、、。』
?『ではではお願いしまーす!』
ガチャッ。
ツー、ツー、ツー。
というわけで、はい。
時代が追いつきました。
前回のブログでは最後の最後に期待を裏切られるというBLEACHの藍染のような反逆的行動をとられたわけですが今回は確実に【つっつんのブログを見てファンになった】と言われたわけですよ。
そして更に言うとそんなブログの作者に【静岡】から会いに来てくれると言うじゃないですか。
もうね
【つっつん愛がすごすぎる。】
そう思いました。
【ブログを見て】と言うのはたまにあるのだが静岡からもなると僕もいささか緊張を隠せない。
ちなみにこの時の心境は嬉しさ半分怖さ半分。
つまりもう一度簡単に言うと
【結構構えた】
のである。
ーーーーー5月某日ーーーーー
本当に静岡からご来店いただきました。
まさかのカップルでのご来店という【ある種の裏切り】をまたここで経験したのだがそれをも超える嬉しさと喜びがそこにはあったのだ。
出会った瞬間
女性『うわぁっ、本物!』
堤『……』
女性『ちょっ、ちょっと一緒に写真撮ってください。』
と言われた日には流石の僕も
【ちょっとひきました。】
(嬉しい事ですが)
ただね、常日頃からみんなのストレスのサンドバッグと立ち振る舞う僕としては正直全然慣れてないパターンなんですよね、これ。
こんな褒められたり崇められたりすることなんてない僕は終始汗が止まらなくなってしまっていました。
人間、理想卿に辿り着いた後のことも考えておかないとをパニくるということを学んだ瞬間だ。
とはいえ僕も美容師。
しっかりとカウンセリングをさせていただき
ガッチリいけてるお二人に変身させていただいた。
もうカットが終わる頃には
こんな感じで写真を撮れるくらい打ち解けあっていた。
堤『ちなみに僕ってどんなイメージでした?』
と聞いたところ
女性『全然喋らないひねくれたやつ。』
僕『え』
女性『全然喋らないひねくれたやつ。』
僕『あ、大丈夫です。聞こえてます。』
と二回言われたことが少し心に引っかかったのだが『逆にそれでよく来てくれたな』と思い、二人に感謝するのである。
そしてお二人は大阪に一泊する予定だったので
夜は一緒に飲みに行かさせていただきました。
大阪の活気とディープな空間を味わってほしい気持ちから何軒かお店をはしごをし夜遅くまで宴は開催されたのである。
翌朝このようなラインが届いていた。
本当に良かったと思う瞬間なのである。
静岡からわざわざLiLoinveveに来ていただき髪の毛を切らせていただいた。
予約時間が少し空いていたので下のコーヒー屋さんで一緒にコーヒーを飲んだ。
その夜は僕も予定が空いていたので【大阪】を感じれるところを一緒に飲み歩いた。
改めて僕は来てくれたお客様とはこういう関係を築いていければと思うのである。
楽しい空間を共有できればなと。
今回はわざわざご来店いただきありがとうございました。
多分静岡から大ファンのお二人が今日もこのブログを見てくれていることを信じてこの場を借りてお礼をお伝えしたい。
ありがとうございました。
と。
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さて、最後にやっぱりモテたいので少し真面目に書きたいと思います。
僕は美容業界に足を踏み入れて十年が経とうとしております。
もちろん十年という長い歳月の中で辛いことやしんどいことはたくさんありました。
でもそういう時に常に思い返したことは『なぜ美容師になったのか?』ということです。
自分で言うのもなんですが大学に行こうと思えば行けた成績は余裕であったと思います。
なんなら推薦を取れる評定平均はあったと思います。
でもそんな中でも『やっぱり美容師がいい』と思い両親の反対を押し切りこの道を歩き始めました。
理由は簡単です。
『対人の仕事をしたかったから』
仕事出来る人風に言うと B to C です。
これって僕の中でめちゃくちゃ大事なことなんですよね。
人と接する仕事をして直接その人の感情を受け取りたいと思った時に一番イメージできたのが美容師でした。
美容師って自分のセンスや技術で目の前のお客様の喜びを直接感じれる仕事なんです。
それって今、様々な人の仕事を聞いて思うけどあんまりなくて改めて美容師ってすごくいい仕事だよなぁと思うわけですよね。
いや、もうほんとに。
だから僕は来てくれるお客様のためにも技術はもちろん進化し続けなければいけないし、僕じゃないといけない力と身につけないといけない。
臭いけどお客様に喜んでもらえるようにって。
そういう思いがあって色々な苦難も乗り越え今も僕は美容師を楽しんでやっております。
そして僕は今、【髪の毛】を通し【その先】を思うようになりました。
それが今書いてある【ブログ】であったり【お客様とご飯】に行ったり【飲み会】を開いたり【出会いを繋げたり】と。
『ライフスタイルがより良い物になってもらえたらいいな。』
そういう思いが生まれました。
今、LiLoinveveにわざわざ僕指名で来ていただいている人。
そして今後来ていただけるかも知れない人。
一回行ってみようかとお考えの人。
そんな人により喜んで笑って幸せになってもらえるように僕はこれからも精進していきたいと思います。
髪型はもちろん楽しい時間、
素敵なライフスタイル、
新しい繋がりやその他諸々…
新しい価値を一緒に共有していきたい方はぜひ
LiLoinveve つっつん
までどうぞ。
最後になりますが多分かっこいいこと書いたので一気にファンが増えたと思うので
どうぞこちらをインスタグラムにてご自由にお使いください。
ハッシュタグは#好きな顔9人 でどうぞ。
ありがとうございました。
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