美女に誘われ裏なんばに行ってきた話。
とある夜、一通のメールが届いた。
『ご飯行きませんか?』
と。
基本的にご飯に誘われることのない人間『つっつん』というポジションを確立してしまってきた僕としてはこのメールは衝撃的だった。
道は自分から切り開かねければならないと若くして気づき、待ちの姿勢ではなくどれだけ断られても自分から誘っていく姿勢を取ってきた。
もちろん断られすぎて辛いこともあるがそんな時は
『Tsutsumi be ambitious!』
《つつみよ、大志を抱け!》
と心の中でクラーク博士の言葉をリピートし続けて前を向いてきた。
そんな僕がお食事に誘われたのだ。
しかもね、
こんな美人に。
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こんばんは。
皆さんに問いたい。
いつかはarのイケメン美容師特集に名を連ねたいと常日頃から思い描いている美容師といえば誰だろうか。と。
答えは簡単、
そう、わたしだ。つっつんだ。
と、いうわけでやはりストイックに努力を積み重ねた結果、ついに僕も美人の女性にご飯に誘われるという偉業を成し遂げた。
ブログで福士蒼汰になる方法を追求したり、
モテると信じて一人旅に行ったり、
美味しいご飯屋さんを知ってるアピールを発信してきた結果ようやく世間に届いたようである。
もう、このブログをご覧の皆さんならお分かりかと思うんですが今回ご飯に誘ってくれた彼女ね、
罪な男ですよね、僕って。
まだ一回しか会ったことのない女性がご飯に誘いたくなってしまう魅力をいつの間にか醸し出してしまっているんですよ。
歩くフェロモンっていうやつですか?
いつの間にか『なにわのジュード・ロウ』になってしまったみたいですね。
そんな喜びとときめきと胸の高鳴りを抑えて素敵な晩餐会へと向かうことに決めた。
今回はお肉を食べようと決まっている。
ここでも彼女は遠回しに僕にアピールしてきてるんですよ。
ほら、お肉好きな女性って名前の通り『肉食系女子』じゃないですか?
遠回りしすぎてる気もするんですがこれも言葉なきアピールな訳で。
こういう細かい点に気づく僕に世の女子も賛美の嵐なわけです。
そんな意気込みを胸に気付いた時には
立ち飲み屋さんにいました。
飲みっぷりの良さがすごい。
実は彼女、裏なんばは『アンケラソ』という大人気立ち飲みホルモン焼屋さんで週末働いているそうで普段から立ち飲み屋さんを巡るのが趣味らしい。
というわけで今回は彼女にエスコートされて連れて来ていただいた。
『立呑・ホルモン串 千日前 えん』
《すいません、食べログ引用できませんでした》
中々インパクトのある店構え。
店内からは香ばしいホルモンの焼ける香りが漂ってくる。
メニューはこちら。
とりあえず生ビールを頼み店名にも入っているホルモン串を頼む。
てっちゃん(180円)
ハラミ (180円)
ミノサンド 塩 (170円)
はい、すごく安い。
特にこのてっちゃん。
表面は香ばしく焼かれている。
一口噛めばカリッと、その後にプリッとジュワッと牛の脂の旨みが広る。
その脂をビールで一気に流し込めば口の中で最高のケミストリーがおこるわけである。
半端な夢のひとかけらが不意に誰かを傷つけていくようなホルモン串とビールを楽しみながら隣を見ると
2時間飲み続けた末路
のような状態で立ち尽くす彼女がいました。
え、はやない?と思った部分もあるのだが彼女いわくこれが一番楽らしい。(心の底からじゃあ座りの店行けよと思ったが僕はそっと胸の奥にしまった。)
ちなみに気付いた方もいるだろうが全然こっちを見てくれません。
まぁ好きな人を前にってなると緊張してしまう女心は分からなくもないので僕は特に気にしなかった。
他にもシシャモのフライであったりアカセンを食べたりして満足の中じゃあ次の店に行こうかと。
しかしそうはいかないわけで
『南蛮亭』
《これまた食べログ引用できずです。すいません。》
の暖簾をくぐっていました。
座裏でも人気の焼き鳥屋。
なるほどね。
きっと私ってそんなにハードル高くないのよというアピールですね。
中々回りくどいやり方をするな、と。
しかしそんな女心を分からない僕ではないので『ここ来たかったのよー』となぜかおネェ言葉で言ってしまった。
そして綺麗にスベった。
残念なことに今回はカウンターではなかったので対面となり、恥ずかしそうにこちらを向いてくれた。
ただしっかりと芋焼酎を水割りで頼んだ彼女はこれさえあればどれだけでもお酒を飲めると
漬物盛り合わせ
と
焼き鳥 皮 塩 (3本330円)
を頼んでました。
って、『お、おっさんじゃん』
と思うようなチョイスだったのだがやはり好きな人には素直な自分でいたいという女心、ここまでくれば間違いないだろう。
ただカリッとした皮の焼き鳥はどんどんお酒のペースが早くなった。
飲み続ける彼女。
そんなに飲んでお酒って残らないのかな?と思い確認してみたところ
『全然大丈夫なんだよー』
って笑いながら
ドーピングしてましたからね(胃薬的なもの)
それは大丈夫とは言わないだろうと思ったのだがほら、僕って女心が分かる男子じゃないですか?(しつこくて申し訳ない)
僕もよく『ヘパリーゼ飲むんだよー』と同調、共有の法則に従って言ったところなぜか無視されました。
そうこう飲み続けること1時間。
いつの間にかお店が変わってました。
『燻製工房Jammy 裏なんば店』
桜川にもある燻製のお店。
ここで彼女はハイボール、僕はレモンサワーに変更して名物の
燻製盛り合わせ(1880円)
を頼んだ。
これがもうめちゃくちゃ酒に合う。
燻製の薫り、そして少し塩っ気のあるつまみがさらにお酒を進ませた。
もうカメラを構えば
こんな風にポーズまで取ってくれるくらいまで僕らの距離は縮まってきていた。
恥ずかしがってたあの頃が懐かしいものだ。
そこで彼女にタイプの男性を聞いたところ
『お酒が好きで一緒に楽しく飲める人!』
と、いきなり告白されました。
いや、直接的にってわけじゃないんですがもうこれってそういうことじゃないですか?
好きなタイプがもう僕じゃないですか?
来たな、と。
堤の時代が来たんだな、と。
最近美容師さんと飲んでて
『お客様に連絡先を聞かれた時の対応』
についてどれが正解なのか?を夜遅くまで一緒に語っていたんですけどそもそも僕そんな経験ないですからね。
あの時の劣等感と言えばもうお店にあるわさびを持ってきてもらってあれ?わさび効かせ過ぎたかな?と言って涙を拭きたい気持ちでいっぱいでした。
ただ、今目の前の彼女は僕に告白(お酒が好きな人がタイプ)してきてるわけで。
もう一度言うと
僕の時代が来たんだなと。
そう信じきっていました。
そしたら彼女が恥ずかしそうに口を開いたわけです。
『 つっつんのブログ見てて思ったんだけど私もあのコンパ参加してみたいな』
って。
ん?
あれ?
おい、ふざけんなよ。
女子の言う私の身体が目当てだったのね!とこういう時に使うんだなと。
彼女の瞳に映っていたのは僕ではなく僕企画のコンパだったわけです。
『下衆の極み。あいな』ですよね。
僕は一言。
『すいません、お会計お願いします』
雨の降る心斎橋を一人自転車に乗り全力で帰りました。
あれは雨だったのか、もしくは涙だったのか。
答えは頬を伝わり雫となって流れていったのであった。
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と、いうわけでコンパをまた企画したいと思う。
もちろん今回裏なんば飲みに付き合ってくれたあいなちゃんとその友達達に参加してもらう。
予定日は5月31日(火)20時頃〜
場所は大阪のミナミあたりで考えている。
急な開催になってしまうのでこうやってブログで公募した。
こんな女性と飲み会したい!
という男性諸君。
ぜひ挙手を願う。
条件としてはやはりあいなちゃんの掲げていた
お酒が好きで楽しく飲める人
であれば問題ない。
僕が言うのもおかしいが気さくに話してくれるあいなちゃんは誰とでも仲良くなれる力を持っていると思う。
(ちなみにこの日も立ち飲みで知らないおじさま達と仲良くなってました。)
あ、あと今回からは申し訳ないがLiLoinveveに来ている人で願いたい。
何度かランダムに募集しすぎてどんな人が来るのか分からないのは怖くなってきたのでLiLoinveve来たことある人はもちろんまだLiLoinveveに来たことない人もこの機会に是非来て参加に立候補してくれ。
いざ、つっつんプロデュースでかっこよくなって飲み会へと参加しよう。
コンパ様子もブログにさせてもらいたいのでそちらも了承の上で願う。(もちろんモザイクは相談で)
詳細はメッセージ、もしくはLiLoinveveに来た時にでも。
よろしくお願いします。
〒542-0086
06-6796-8039
ご予約は電話かリロインべべ(LiLo in veve)|ホットペッパービューティーからどうぞ。
長文ありがとうございました。