『人見知り』がコンパに行ったら…③
『沈黙』
ヒロくんに関しては机を眺め続けてますからね。
この状況は人によってとり方はまちまちであろう。
例えば何年も連れ添った彼女であれば僕は『素敵な関係を築けたな』と自信に満ち溢れるであろう。
そもそも僕は沈黙は苦手だった。
静寂な空気。張り詰める糸。
『あ、何か喋らないと』
この空気感をどうにかしないといけない!と勝手に自己使命感にかられていた。
しかし僕も今年27歳の大人である。
様々な経験をしてきた。
例えばかつてミャンマーで野宿をしていた結果警察に保護された時も見知らぬ警察官男性2人と同じベッドで寝ることになった。
ただでさえ知らない男と同じベッドで三人、川の字で寝ることなんて苦行でしかないのにそもそも言葉が通じないですからね。
その時、僕は何をやってるんだろうと思ったのもいい経験だ。
去年の今頃に訪れたスリランカでもイケてる男はサーフィンだろう。と思いヒッカドゥワという土地でサーフィンのコーチングをお願いしたのだがローカルの人すぎて会話か通じないという地獄の2時間を過ごしたこともある。
僕の聞き取る力の問題なのか、もしくは彼らの訛りのせいなのか。
僕の発した言葉は
『リアリー?』
と
『オッケー!』
のみだ。
しかし両方とも共通して言えるのは同じ時間、空間を共有したおかげでその関係に『言葉』はなくとも『友情』は生まれたのではないだろうか。
そのことに気付いた時から僕は少し楽になった。
そう、無理な言葉は必要ない。
そこに言葉はなくとも『楽しさ』を共有できれば問題はないのではないだろうか。
『言葉』という表面上の面白さよりも『感じる』ことが大切なのだと。
ただ一つ。
例外はある。
コンパの時はあまりよろしくない。
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みなさんこんにちは。
LiLoinveveのキューピット、『つっつん』だ。
いよいよ今回のコンパ編は本番にはいる。
今までの準備編では僕の完璧なる策士能力を充分に感じていただけただろう。
時はきた。
いざコンパに出陣だ。
皆のお決まり『LiLo Coffee Roasters』で待ち合わせをしてコンパの舞台『THE GOOD THING』へとワイワイ騒ぎながら向かった。
うむ。このテンションなら間違いなく盛り上がる。
僕は期待に胸を膨らませた。
またキューピットとなってしまい罪な男だなぁと。
そして開始15分前にはもう『THE GOOD THING』に到着した。
その瞬間
各々の現実逃避が始まりました。
これはヤバイ。
緊張感が充満しすぎている。と
会話がない。
あるとすれば『暑い、暑いよ』と気温の話。
まだ前者の二人は携帯に逃げてるのはわかるのだが
末期症状です。
そんな不安と緊張に充満した空間にいよいよ女子が到着した。
ちなみに一番手前にいるのは前回のブログでも紹介した『グッシン』の拓さん。
こういう方はクラスに一人はいただろう。
いわゆるでしゃばりである。
女性陣はなんともお綺麗な方々ばかりで今回声を掛けさせていただいた僕も鼻高々である。
さぁ、そんな中で今回のコンパをハイライトを見ていこう。
まず最初に気づいたのは
『時代は肩掛け』でした。
確かに僕も今年の初めに行ったフィリピンでは気温30度を超える中ただイキりたいだけの理由でMA-1を肩掛けしてました。
まぁその時は僕一人汗まみれとなってしまい周りがざわつくという事態に見舞われたわけですがこれは日本。
そして春の終わりを告げつつある5月。
雑誌にも書いてあったのだがやはり旬なわけですよ。
まぁやはり時代の最先端つっつんとしては、フィリピンという土地で早めにやりすぎたんでしょうね。
ちなみに後半になれば
『全員肩掛かってましたからね。』
すごいな、と。
肩掛けすげーなと思ったわけであります。
そしてひろくんときんくんの活躍ぶりは目をみはるものでした。
最初は少し不安があったもののその活躍は育成枠から大出世してきた原口のようないい意味での裏切りである。
まずはサラダを颯爽と取り分けた。
『優しさ』そして『気が利く男子』としてアピールをしているのである。
僕の心配していた沈黙タイムは序盤の男子ミーティングの時だけであり女子が参加してからというもは会話が止まらなかった。
このように最後には立ち上がるほど盛り上がっており僕も大満足だった。
しかしその一方で
終始、腕を組んでいる林さんがいました。
昔、心理分析の本か何かで腕を組むというのは『防衛状態』と書いていました。
どのタイミングで守りに入ってんだよ、と。
そこで写真を見返しても
こんなときも
女の子が隣にいるときも
こんなまっすぐな目をしてる時も林さんは終始防衛本能を働かさせていました。
守りに入っていた林さんは何を守っていたのかとても気になるところであった次第である。
途中で似ている芸能人の話題になった時も
『いや、自分で似てるとは思わないんですけど…』
とイケメン芸能人きますよ!とかなりハードルを上げた後に
『パトリック チャン』
と全身全霊で
『誰だよ』
とツッコミたくなったのはここだけの話だ。(後からググれば有名なスケート選手だったようだ。)
そんな感じで約2時間半のコンパは素晴らしい盛り上がりの中無事終演を迎えた。
今回も無事席替えアプリを使いお互い距離も縮まりとても楽しい会になったのではないだろうか。
最後にはいつも通り女性の幹事様にお願いしグループラインを作って完璧なるスルーパスを渡したつもりだ。
これで今回僕のキューピットの役目は終わった。
そして3日後。女性陣に感想を聞いてみた
その模様はまたブログで追ってご報告させていただく。
さて最後に皆さんが気になったことを一つ。
いや、誰やねん。
ありがとうございました。
次回最終回。
諸事情により少しコンパブログは期間空くかもしれません。
ご了承ください。
よろしくお願いいたします。
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