スリランカ旅行記…最後の夜編
彼女は初めて見る景色に呟いた…
「わー。素敵な夜景。」
僕はシャンパングラスを眺めながら優しく口を開く。
「夜景も綺麗だけど君の方がもっと綺麗だよ」
それは夕焼けに染まったからなのか、もしくは少し照れてからなのかはわからないが紅く染まった顔で微笑む。
「もう…!…ありがと。好き。」
僕らはグラスを重ねた。
「පලවෙනි හේතුව!(乾杯!)」
男なら言ってみたい一言ではないだろうか。
ここにはコロンボ市内と大西洋を一望できる景色と屋上プールがある。
とある雑誌で読んだ。
女性は
お酒×夜景×非現実空間
に弱いのである。
ここではお酒も飲めるようにBARも併設されおり女性を口説くには最高の場所だ。
もちろんだが僕はここの7階に海の見える部屋もとってある。
なので飲み終わったら
「さ、帰ろうか?」
と言って部屋までエスコートすることができる。
これがハニカミプランだったら間違いなくスタジオの皆さんは声をあげて
つつみさいこー!
と叫ぶだろう。
お会計は高いんじゃないの?
という声もあるが頑張れば払えない額ではない。
ましてやスリランカ。気持ち日本よりも安く感じる。
僕が言いたい問題点はそこではない。
一人で来ていることだ。
辺りを見渡せばカップルかファミリーのみという過酷な状況。
そんな中で何故か日本から持ってきたノルウェイの森(なんとなく読んでればカッコいいと思って)片手に僕は一人でビールを飲んでいる。
これぞ究極の一人◯◯のススメなのではないか。
一つ違うのはここがスリランカということであまり周りが気にならないことくらいだろうか。
これが大阪のセントレジスの屋上ビアガーデンであればまちがいなく僕は吐くだろう。
そういう意味でも周りが気にならない異国の地でこのようなことをするのはなんとも素晴らしいのではないか。
さて、スリランカに来て5日が経つが残念なお知らせがある。
スリランカ料理が口に合わないことだ。
基本的に辛いものが苦手な僕はスリランカ料理の度を超えた辛さに2kgも痩せてしまった。
大阪ではスリランカカレーブームが到来しているが本場の味を舐めてた僕にはかなり強めのあたりだ。
自然と僕はプチ断食状態になって身体の毒素が出てしまっていた。
しかしここは屋上レストラン。
出てくる料理はもちろんイタリアン。
ここに来て初めて美味しい食事にあった(もちろんスリランカ料理の味は美味しい。ただ辛すぎるのだ。)
こんな素敵な前菜盛り合わせにスリランカで出会えるとは思ってなかった。
これにあわせビールをクイッと飲めば
プハーッと身体の底から生き返る。
しかし残念ながらここからお酒もたらふく飲みパスタや一品を頼んだのだが写真はない。
何故か?
僕は久々に飲んだお酒により
ひどく泥酔してしまった。
朝目覚めた時は自分の部屋のベッドの上。
残ったのはちょっとビビるレシートと二日酔いくらいだろうか。
一人◯◯は恐ろしくお酒がススムことをこれから実践する方には覚えておいて欲しい。
ちなみにだが僕のお部屋のベッドはクイーンサイズだったのだが
普段シングルベットの僕には持て余しすぎた。
以上。スリランカの最後のディナー編だ。
次でラスト。
長々と更新して申し訳ない。
ありがとうございました。
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