スリランカ旅行記…波乗りジョニー編
人にはカッコつけたい時がいつだってある。
それは好きな人の前でも
大切な人の前でも
大切なお客様の前でも
どんな時だっていい。
客観的に見て
えっ、何この人…カッコいい…
と僕は思われたくて人生を謳歌している。
そう、それがスリランカ旅行中であってもだーー……
どうも。
死ぬまでに言いたい一言はやるなら俺を先にやれ!でおなじみの堤です。
先日のブログでもご報告させていただいたが僕はスリランカで強盗に遭ってしまった。
これは自分のネタとして何世代か後にも残して欲しい逸話である。
ちなみにだが僕のレベルになるともはやトラブルには慣れてくる。
つまりこのトラブルが起こり現場検証や防犯カメラの確認や調書などを書き終わった12時頃には
優雅にティータイムを過ごしていた。
過ぎたことをくよくよしても仕方ない。
それよりも今から何をするかを考えなくてはならないのだ。
とりあえず僕はヒッカドゥワの町並みを散策することにした。
街はまさか昨夜強盗事件があったことなど忘れさせてくれるような穏やかな時間が過ぎている。
あれは夢じゃなかったんだろうか。
そう思うのだが体から汗が滲む度に傷がしみるのを感じると現実に引き戻される。
ただ街の人はとてものんびりとしている。
オフシーズンだからだろうか。
特に商売っ気もなくボーッとしながら談笑する姿が見て取れる。
まさか皆僕が強盗にあった被害者だなんて思うわけがない。
すると街の人が声をかけてきた。
「大丈夫だったかー?」
えっ?
「本当にこの街は安全で平和なんだ。残りのバカンス楽しんでくれよ!」
「ははは…サンキュー。」
すぐに被害者とばれた。
しかもこういった人に何度も出会う。
僕は小さな街ヒッカドゥワで僕は一躍有名人になってしまった。
やはり田舎は情報が回るのが早い。
ましてやオフシーズンで日本人は僕しかいない。
そうなってくるとスリランカの街を歩く僕はとても目立つしすぐにあ、あいつが昨日襲われたやつかとわかりやすいのだ。
まるで山道ですれ違うお婆さんかのようにすれ違う人が次々に声を掛けてくれる。
中にはこれ持ってけよ!と、
ヒッカドゥワは暖かい。
すごくピースフルでラブな街なのである。
さてそうやって歩いているとトゥクトゥクドライバーに声をかけられる。
要約すると
・話は聞いた。
・俺はあんたの泊まってるホテルの支配人の友達だ。
・支配人からあんたをナビしてあげるように言われた。
・なんかしたいことあるか?
・もちろんタダでやってやるよ。
なんて野郎だ。
なんてゲストハウスだ。
なんて最高の国なのだ。
僕はゆっくり口を開いた。
「じゃあサーフィンでもしようかな」
一時間後…
ちなみに皆様には知っておいて欲しいが僕はサーフィンをしたことがない。
なんならここ15年ほど日本で海にも行っていない。
ではなぜサーフィンをしたのか?と聞かれれば
カッコいいからだ。
だってそうだろう。
例えば友達に「なんでスリランカに行ったのー?」と聞かれたときに
「なんてゆーかさ、スリランカの波がいいって聞いてさ」
って言いたいではないか。
そうすれば冒頭でもお伝えしたように僕はえっ、何この人…カッコいい…となるに違いないではないか。
男の動機はいつだってそんなもんだ。
とはいえ僕はスリランカでサーフィンをした。
もちろん初めてなので
しかしスリランカの人はサーフィンを教えるのがうまいのだろうか、初めてでも写真の通り波に乗ることができた。
これまた意外と楽しかった。
約2時間5000円のところドライバーの人が機転を利かせてくれて強盗事件を説明。
なんと1400円ほどになった。
これは本当に特例なのでもしそれを皆様が望むのであれば強盗にあってほしい。
最後は記念に写真を撮る。
本当にここのサーフィン場はすごく暖かい場所だった。
今回、唯一の心残りとすれば2時間レッスンを申し込んだのにもかかわらずしんどすぎて45分で切り上げてしまったことだろうか。
日本に帰ったら体力つけよう。
その言葉はスリランカの波にのまれていったのだった。
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