バリ旅行記…朝ごはんの悲劇編
今回僕はたくさんのお酒を飲んで二日酔いになることを懸念したので朝ごはんを宿泊プランにはつけなかった。
もしかしたら飲みすぎてあまり朝ごはんを食べれないかもしれないし起きれないかもしれない。
せっかく旅行に来て朝食の時間に縛られるのも嫌だったので朝起きてお腹が空いたら行けばいいか、そんな感じで捉えていました。
しかし人は残酷なもので
しっかり7時には目を覚ましました。
『時間に縛られなくなると人は規則正しい生活を送る』と聞いたことがあるがまさにそれを体感した瞬間。
さすがに朝の7時からプールやビーチに行くのもなんなのでとりあえず寝ぼけ眼の彼女さんと一緒に朝食へと向かったのである。
いつもは朝ごはんという括りで食べてない僕はそんなにお腹も空いてなかったので適当にパンとフレッシュジュースでも飲めばいいかという気持ちでいました。
朝食はブュッフェスタイル。
和洋折衷、梅干しからパスタまでたくさんの料理が並べられ多くの人が賑わっている。
とりあえず僕はウォーターメロンジュースとヨーグルトを取り彼女さんはココナッツジュースを持ってきた。
『まぁここは朝ごはんだし写真とかいらないか』
そう思った僕は携帯も持たず爽やかな朝を気持ちよく過ごす。
『嗚呼、これがセレブなんだな』
そう思った僕はフカフカの椅子の背もたれに体重を預けながらウォーターメロンジュースを飲み干した。
そろそろ行こうかな、そう思い店員さんを呼びチェックをしてもらったところ
べらぼうに高いんです。
二度見しました。
人生で初めてレシートを二度見しました。
ここで金額を言うのはあれですが昨夜のロックバーより、いや結局今回の旅行のご飯代で一番高額でした。
おいふざけんなよと。
僕ジュースとヨーグルトしか食べてないよと。
彼女さんなんかココナッツジュースですよ。
これぼったくりじゃねえか。
と思う僕なのですがブュッフェスタイルのこの場所ではこの感情を伝えることもそして悪いのは全面的に僕であることは理解していましたので文句は言いませんでした。
でも最後の悪あがきとして
もう一度席に着き全力でご飯を食べ始めました。
店員さんに
『なんかお腹空いてきたからやっぱり食べるわ』
と言い放ち余裕のない胃袋に全力で詰め込みました。
キョトンとした彼女さんの顔は今でも忘れません。
さすがに『ブュッフェ高いから元を取ろう』なんてセレブっぽくない考えを強要するのはよくないと思い彼女さんには伝えませんでした。
泣きそうになりながら悲鳴をあげる胃袋を横目にパスタからカレー、おかゆにデザートまで平らげました。
途中からもう吹っ切れてきたので逆転の発想で
『あえて金銭的なことを伝えず立ち振る舞う僕カッコいいな。』
なんてことまで思っていました。
こんな食べた朝ごはんは初めてと言わんばかりの量を平らげた僕は今度こそ朝食会場を後にしました。
店員さんもどこかひきつった笑顔だった気がしました。
最後に彼女さん、が
『ここのココナッツジュース不味かったねー』
と言いました。
『黙れこの野郎。』
そう心の中で嘆く僕なのでした。
ホテルには朝食を最初から付けておこう。そう思った僕なのでした。
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