スリランカ旅行記.2015
この五日間の集大成の朝。僕は二日酔いのままモーニングを食べていた。これは旅行あるあるかもしれないがこの旅行中で食べたもので一番美味しかった。こんなフワフワの焼きたてオムレツを食べながらトーストを食す。これまたオーシャンビューのレストランに…
彼女は初めて見る景色に呟いた…「わー。素敵な夜景。」僕はシャンパングラスを眺めながら優しく口を開く。「夜景も綺麗だけど君の方がもっと綺麗だよ」それは夕焼けに染まったからなのか、もしくは少し照れてからなのかはわからないが紅く染まった顔で微笑む…
スリランカでは基本的に毎朝飲んだミルクティー。本来僕の一つの目的として考えていたのがリプトンミルクティーよりもヘルシーな紅茶を探しに来たのだが尋常じゃない甘さを感じる。砂糖と量はもはやリプトンを超えてしまっているのかもしれない…驚くべき紅茶…
おはよう。と言えばおはよう。と返ってくる。おやすみ。と言えばおやすみ。と返ってくるイケメンですね。と言えば何も返ってきません。どうも、堤です。あ、サーファー堤です。サーフィン直後から猛烈に襲われる肩の激痛。普段どれだけ身体を動かしていない…
人にはカッコつけたい時がいつだってある。それは好きな人の前でも大切な人の前でも大切なお客様の前でもどんな時だっていい。客観的に見てえっ、何この人…カッコいい…と僕は思われたくて人生を謳歌している。そう、それがスリランカ旅行中であってもだーー……
僕は旅行に行くと様々なトラブルをお土産として持って帰る。これは虎舞竜。今迄様々な国へと訪れた。台湾、韓国、中国はもちろんタイ、マレーシア、シンガポール、カンボジア、フィリピン、ミャンマー、そしてインド。たくさんの人が笑顔で迎えてくれどこも…
この日はダンブッラから移動の日。ダンブッラからヒッカドゥワへと移動する。これが中々の距離。スリランカはインフラも整っていないことは説明したがこの距離(スリランカのサイズは北海道をイメージして欲しい)で約8時間もかかる。途中の道のりは舗装され…
とりあえずゲストハウスを飛び出した僕は歩いて洞窟寺院なるものへと向かった。その名の通り洞窟の中にある寺院だ。スリランカにおいて最も保存状態がいいとされている洞窟寺院でこんな感じで洞窟内は結構ズッシリとした空気を持っている。ちなみに昨日のシ…
ルーティーン慣習の一種で、日常規則的に繰り返される生活様式。皆様の中にも自分のルーティーンというのは存在するのではないだろうか。例えば僕の場合、朝起きてまずシャワーを浴びる。頭から洗って、顔を洗って、身体を洗う。そして着替えながら歯を磨き…
二年前。テレビに映ったのは衝撃的な遺跡だった。400メートルもある巨大な岩。そしてその上にある王宮跡。なんだこれは…僕はテレビに釘付けになった。場所はスリランカのシギリヤロック。これは行きたい。それから2年間。その気持ちを内に秘めた僕は密かにス…
ダンブッラ。僕がここに来たのは他でもない。夢のシギリヤロックに最も近い街となっている。ディズニーランドで言うとパートナーホテル的な距離。シギリヤ的ランドホテルにしてしまうと本当にシギリヤでしか遊べないので今回はこれくらいの距離にした。僕が…
とりあえずこの日はダンブッラまで移動するつもりだ。しかしそれ以外は決めてない。何故か?それは僕は旅をしているからだ。旅と旅行の違いはなんだろう。僕は旅は旅程を決めずにその場所、その場所で判断して行動すること。つまり考える力、判断する力、行…
日本人は一人もいない。周りには浅黒い肌に彫りの深い顔。途方も無い孤独感に襲われる。はは、これがアウェイというやつか。否、僕はいつだってアウェイじゃないか。心の中でそっと呟いた。紹介が遅れた。こんにちは堤です。僕はただいまスリランカにいる。…